大雪原を駆ける!犬ぞり

2021.01.12 犬ぞり

寒の入りも過ぎて、北海道でもいよいよ真冬と呼べる時期に入ってきました。
北海道では冬にしかできないアクティビティがたくさんありますが、
今日ご紹介する「犬ぞり」は、その中でも貴重な体験になること間違いなし!です。

そもそも犬ぞりは昔、生活手段として雪の多い地域で利用されており、
その起源は4千年ほど前に北極圏に住むイヌイットから始まったという説や、
モンゴルでは3万年以上前から存在していたという説もあります。
日本では、1956年頃に南極観測隊が結成された際に、初めて犬ぞりが
使用されたといわれています。
タロとジロ、と聞けばわかる方もかなり多いはず。

犬ぞりに使用される犬種は主に、シベリアンハスキー・アラスカンマラミュート・
カナディアンエスキモードッグ・サモエドなど。
(写真は大会用の犬ぞりなので犬種が少し違うようです)

タロとジロの犬種でもある「樺太犬」も、昔は活躍していましたが、徐々に雑種化が進み
現在は純血種の「樺太犬」は存在していないといわれています。

北海道では、その犬ぞりを本格的に体験することができます!主なスポットはこちら。
鹿追(十勝地方)・遠軽(紋別地方)・南富良野(上川地方)などです。
その他でも、リゾート地などでは通常の体験より短いコースで、
手軽に楽しめる犬ぞり体験を用意している所もあります。

ちなみに本州でも唯一、群馬県みなかみエリアで犬ぞり体験ができるそうですが、
北海道では体験できるスポットがいくつもあります。
犬ぞり体験をしたいと思ったら、その他の予定と合わせて場所を決めるといいかもしれませんね。

犬と人とが一体になって、大雪原を駆ける…日常ではなかなかできない体験です。
初心者からでも楽しめるコースもあるので、北海道に来た際は、
たくましい犬たちと触れ合い、冬ならではの非日常を体験してみては。